福山市の不用品回収で頼める物と頼み方
量と品目によって、トラックの大きさ、人数、市の収集とのどちらが向いているかが変わります。

家具・大型の不用品
たんす、食器棚、ソファー、ベッド、学習机のように、一人では運べない家具の回収です。部屋から玄関まで通らない大きさの物は、その場で解体してから運び出します。
民間の比較サイトの2026年6月のデータでは、ベッドや大型家具で解体があった場合、500〜2,200円ほどが上乗せされていました。階段も料金に関わり、エレベーターのない2階で1,080〜9,693円、4階以上で4,000〜2万円の割増が出ています。いずれも税込か税抜かは書かれていません。家具の大きさと、運び出す経路の階数を、見積もりの前に伝えておきましょう。
粗大ゴミの回収(市の収集との違い)
福山市にも粗大ごみの収集がありますが、決まった収集日に、ごみステーションまで自分で運び出す必要があります。収集日や大きさの決まりは、福山市のごみ出しルールで説明しています。
回収業者に頼む場合の違いは、日にちを選べること、部屋の中から運び出してもらえること、品目の違う物をまとめて引き取ってもらえることです。その分、料金がかかります。収集日まで待てるか、自分で運べるかで、どちらを使うかを決めてください。
引っ越し前後の不用品
引っ越しの荷造りで出た家具や衣類、退去の前に処分したい物の回収です。福山市のごみ分別ガイドブックは、引越ごみを「市で収集しないもの」としています。一度に多く出るため、自分で市のごみ処理施設に運ぶか、一般廃棄物収集運搬業の許可業者に頼むよう案内されています。
退去日が決まっている場合は、引っ越し業者の作業日より前に回収を終えるのか、同じ日にするのかを先に決めます。新居に持って行く物と処分する物を、回収の前に部屋を分けて置いておくと、運び出しの取り違えが起きにくくなります。
一部屋・数点だけの回収
使っていない一部屋だけ、あるいはベッドと本棚の2点だけといった、少ない量の回収です。量が少ないほど、トラックを1台出す基本の料金が、全体の中で大きな割合を占めます。
民間の比較サイトの2026年6月のデータでは、乗用車1台分ほどの量(押入れ1か所や玄関まわりの小物)で6,000〜7,700円でした。数点だけなら、福山市の粗大ごみの収集日を待てるかどうかも比べてみてください。
物置・倉庫の中身
庭の物置や倉庫にしまったままの、古い家具、工具、季節用品、子どもの遊び道具などの回収です。扉を開けて中を写した写真があると、量の見当をつけやすくなります。
物置の中には、農機具や農薬、ガスボンベのように、福山市が収集も処理もしない物が入っていることがあります。こうした物の一覧は福山市のごみ出しルールにまとめています。庭木のせん定ごみも、市のガイドブックでは「市で収集しないもの」です。物置と一緒に庭まわりも片付けるなら、その範囲も見積もりのときに伝えてください。
回収できない物(引き取り先が別の物)
家電リサイクル法の対象になる4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫と冷凍庫、洗濯機と衣類乾燥機)は、引き取りの方法が法律で決まっています。福山市は収集せず、市の施設にも持ち込めません。手放し方とリサイクル料金は、家電の回収のページで説明しています。
ピアノや耐火金庫も市では扱わず、販売店などへの相談が案内されています。生ごみや液体は、回収業者でも引き取らないことがあります。パソコンは、中のデータを消してから手放しましょう。

福山市で遺品整理をご検討の方へ
- フォームから、片付けの範囲や時期をそのまま相談できます
- 訪問見積もりで作業内容と税込の金額を確かめてから、依頼するかを決められます
- 提携事業者の一般廃棄物収集運搬業許可や古物商許可は、確認できた番号を本サイトに載せます
無許可の不用品回収業者に注意
家庭から出る不用品を回収するには、市区町村の一般廃棄物処理業の許可か、市区町村からの委託が要ります。環境省は、「産業廃棄物処理業の許可」や「古物商の許可」だけでは、家庭の廃棄物は回収できないと説明しています。
無許可の回収業者によくある呼びかけ方
環境省は、無許可の回収業者の例として、次のような呼びかけ方を挙げています。
- 町中を大音量で巡回する
- 空き地で回収する
- チラシを配る
- インターネットで広告を出す
広告を大きく出していることは、許可を持っている証拠になりません。国民生活センターも、広告の多い事業者が一般廃棄物の許可業者とは限らないと注意を呼びかけています。
無許可の業者に渡すと起きること
環境省によると、無許可の業者が集めた廃家電や粗大ごみが不法投棄された例、環境対策をせずに家電を壊してフロンガスや鉛が出た例、置き場での管理が悪く火災になった例が報告されています。高い処理料金を請求された例もあります。
頼む前に、その事業者が福山市の一般廃棄物の許可を持っているか、市の委託を受けているかを確かめてください。福山市が公開している許可業者の名簿の見方と、国民生活センターに寄せられた不用品回収のトラブル例は、業者を選ぶ前の確認ポイントで説明しています。
不用品回収の料金の決まり方
不用品回収の料金は、トラックの大きさで決まる基本料金に、品目ごとの追加料金や作業の割増を足して決まるのが一般的です。下は、民間の比較サイトが2026年6月の取引データから出した、トラックの大きさ別の目安です。本サイトや提携事業者の料金ではなく、税込・税抜の別も示されていません。
軽トラック約1台分(作業員1人)
8,000〜1万1,000円軽トラック約1台分(作業員2人以上)
1万〜1万4,000円1トントラック約1台分
1万5,000〜1万9,800円2トントラック約1台分
2万〜2万8,000円
別の比較サイトは、軽トラックの「積み放題」プランの相場を1万〜2万円ほどとしています。ただし軽トラックは積める重さが法律で決まっていて、大きな家具を大量に積むことはできません。家電4品目は、積み放題でも追加料金がかかることがあります。
金額を比べるときは、基本料金だけでなく、階段の割増、解体の有無、品目ごとの追加料金まで含めた税込総額で比べてください。
不用品回収と買取の組み合わせ
まだ使える家具や家電、値の付く品がある場合は、回収と買取を組み合わせる方法があります。環境省も、新しく使える物は、古物商の許可を持つリユースショップに中古品として買い取ってもらうよう勧めています。
回収を頼む事業者が買取もしている場合は、買取額を回収の料金から差し引いてもらえることがあります。買い取る品と回収する品が見積書で分けて書かれているかを確かめましょう。詳しくは遺品の買取をご覧ください。
