福山市の実家を離れて片付けるときの頼み方

立ち会いなしで任せる場合(鍵の預け方・写真での報告)
国民生活センターに寄せられた相談には、処分しないよう頼んだ物を処分された例があります。立ち会わずに任せるなら、行き違いを防ぐ取り決めを契約の前に書面にしておきます。
- 鍵 郵送で預けるか、近くの親族から手渡すか。作業後にどう返してもらうか
- 残す物の一覧 品名だけでなく、置いてある部屋と写真を添える
- 探してほしい物 通帳や権利証など。見つかったときの連絡と送り方
- 写真での報告 作業前と作業後を部屋ごとに、同じ位置から撮ってもらう
- 迷った物の扱い 捨てずに箱にまとめて残すか、その場で連絡をもらうか
写真は、作業前と作業後を並べて見られると、頼んだ範囲が終わったかどうかを離れていても確かめられます。
帰省中に立ち会う片付け
国民生活センターは、遺品整理の作業にはできるだけ立ち会うよう助言しています。帰省できる日が限られているなら、その日に何をするかを先に決めておきます。
帰省が2回とれる場合、1回目で見積もりに立ち会い、持ち帰る物と探してほしい物を家族で取り分けます。2回目は作業の日に合わせ、運び出す前に最後の確認をします。1回しか帰れないときは、見積もりを近くの親族に任せ、作業の日に立ち会う形もあります。どの日に誰がいるかを書いて送っていただければ、日程の組み方を一緒に考えます。
兄弟姉妹で分担するとき(形見分けの合意)
相続人が何人かいる場合、遺産分割が終わるまで、家財は相続人全員の共有です(民法第898条)。一人の判断で処分を進めると、あとから「あれは残してほしかった」と言われかねません。
頼む前に、兄弟姉妹で次の3つを決めておくと進めやすくなります。業者とのやり取りをする窓口役、形見分けで欲しい物の一覧、費用の分け方です。形見分けの品は、片付けの前に引き取るか、別の部屋にまとめておきます。相続放棄を考えている人がいる場合は、家財に手をつける前に相続放棄の注意を読んでください。
親の施設入居後の家
親が施設に入って家が空いた場合、家も家財も親本人の物です。片付けの範囲は本人の考えを聞いて決めます。施設で使う物と、家に残す物を先に分けておくと、本人にも確かめやすくなります。
成年後見人がついているときは、決める人が変わります。後見人が本人の住まいの建物や敷地を売ったり貸したりするには、家庭裁判所の許可が要ります(民法第859条の3)。家財の処分も、後見人と相談してから進めてください。
家財の整理だけ先に進める場合
売るか、貸すか、取り壊すかがまだ決まっていなくても、家財だけ先に減らす方法があります。冷蔵庫の中の食品や衣類など、残す理由のない物から手をつけると、家の傷みや臭いのもとも減らせます。
権利証や固定資産税の通知、公共料金の領収書は、家をどうするかを決めるときに使う書類なので、捨てずにまとめておきます。家を売る・取り壊すときの段取りと福山市の空き家の制度は、空き家の片付けで説明しています。
見積もりと契約を遠方で済ませる方法
訪問見積もりには、家の鍵を開ける人が要ります。近くの親族に頼むか、鍵を預けるかを決めたうえで日程を組みます。見積もりは1社で決めず、作業内容と費用が書かれた見積書を並べて比べるよう、国民生活センターも勧めています。
見積書と契約書は、郵送かメールで受け取り、内容を確かめてから返送します。電話で聞いた金額だけで決めず、作業日、作業の範囲、税込の総額、追加料金とキャンセル料の条件が書面にあるかを見てください。見積書で確かめる項目はトップページの一覧にまとめています。

福山市で遺品整理をご検討の方へ
- フォームから、片付けの範囲や時期をそのまま相談できます
- 訪問見積もりで作業内容と税込の金額を確かめてから、依頼するかを決められます
- 提携事業者の一般廃棄物収集運搬業許可や古物商許可は、確認できた番号を本サイトに載せます
実家の片付けを離れて頼むときの段取り
- 1
家族で範囲と窓口を決める
母屋だけか、物置や庭まで含めるか。業者との連絡は誰がするか。費用を誰がどう出すかも、ここで決めておきます。
- 2
本サイトに状況を送る
実家の間取り、立ち会える日、鍵の受け渡しの希望をお知らせください。運営者が内容を確かめてご連絡します。
- 3
見積もり
立ち会うか、親族に任せるか、鍵を預けるかを決めて、提携事業者に家を見てもらいます。費用は物の量や搬出のしやすさで変わります。目安は間取り別の費用相場をご覧ください。
- 4
書面で契約
残す物の一覧、写真での報告、鍵の返し方まで書いてあるかを確かめてから契約します。
- 5
作業と報告の確認
立ち会えない場合は、届いた写真と一覧を見比べ、残すはずの物が取り分けられているかを確かめます。鍵が戻り、請求額が見積書の税込総額と合っていれば支払います。
