福山市の遺品の貴重品捜索で探す物

現金・通帳・印鑑
現金、預金通帳、キャッシュカード、実印や銀行印です。通帳の記録は、ほかの契約を見つける手がかりにもなります。生命保険協会は、保険の契約を調べる方法の一つとして、預金通帳の保険料の引き落とし履歴を確かめるよう勧めています。
通帳のないネット銀行の口座もあります。国民生活センターには、故人のスマホが開けず、ネット銀行の契約先がわからないという相談が寄せられています。郵便物の束に、銀行や証券会社からの通知が混じっていないかも見ておきます。
不動産の権利証(登記識別情報)
土地や家の名義を移すときに使う書類です。古い権利証は「登記済証」で、今は登記済証に代えて、12桁の符号が書かれた「登記識別情報通知」が届きます。法務局によると、この通知書は目隠しのシールを貼って渡され、再発行も番号の変更もできません。
シールの貼られた紙や、法務局の封筒をごみと間違えないよう、書類の束は中身を見てから分けます。
遺言書・エンディングノート
自筆の遺言書が仏壇の引き出しや金庫、たんすから出てきたら、封を開けずにそのまま保管してください。扱いは下の「見つかった遺言書の扱い」で説明します。
国民生活センターは、ネットのサービス名やID、パスワードを整理しておく方法の一つとして、エンディングノートの活用を勧めています。故人が書いていたノートがあれば、手続きの手がかりになります。
保険証券・年金の書類
生命保険や損害保険の証券、保険会社から毎年届く案内、年金証書や年金の振込通知です。日本年金機構によると、年金を受けていた方が亡くなったとき、まだ受け取っていない年金(未支給年金)を遺族が請求するには、亡くなった方の年金証書を添えます。
保険の証券が見つからない場合は、生命保険協会の照会制度で契約の有無を調べる方法もあります。
貴金属・へそくりの隠し場所
指輪やネックレス、金貨、封筒に入れた現金などは、家族にも置き場所を伝えていないことがあります。引き出しの奥や裏側、仏壇の小引き出し、本や辞書のあいだ、衣類のポケット、押入れの天袋など、家財を運び出す前に一つずつ確かめます。
家庭用の手提げ金庫は、中を確かめてから手放します。耐火金庫は、福山市では収集も処理もしていないため、販売店などに引き取ってもらいます。
故人のスマホ・パソコン(初期化しない)
国民生活センターは、故人のスマホやパソコンのパスワードがわからない場合、第三者がロックを解除するのは難しいとしています。ネット上の資産は家族が把握しにくく、サブスクは解約の手続きをしない限り請求が続きます。
手がかりになる機器を、先に初期化したり、売ったり、回収に出したりしないでください。充電器と一緒に取り分け、手帳やメモからパスワードの控えを探します。

福山市で遺品整理をご検討の方へ
- フォームから、片付けの範囲や時期をそのまま相談できます
- 訪問見積もりで作業内容と税込の金額を確かめてから、依頼するかを決められます
- 提携事業者の一般廃棄物収集運搬業許可や古物商許可は、確認できた番号を本サイトに載せます
見つかった遺言書の扱い(開封しない・検認)
民法第1004条では、遺言書を保管している人や見つけた相続人は、遅滞なく家庭裁判所に提出して「検認」を請求しなければなりません。封印のある遺言書は、家庭裁判所で相続人などの立会いのもとで開けます。家庭裁判所の外で開封すると、5万円以下の過料の対象です(第1005条)。
裁判所の説明では、検認は遺言書の形や日付、署名などをその日の状態で記録し、偽造や変造を防ぐための手続きです。遺言が有効かどうかを決めるものではありません。申立先は亡くなった方の最後の住所地の家庭裁判所で、遺言書1通につき収入印紙800円分と、連絡用の郵便切手がかかります。
公正証書の遺言と、法務局の自筆証書遺言書保管制度で預けられた遺言は、検認が要りません。法務省によると、保管された遺言書は、相続人などが全国どの法務局でも画像で閲覧でき、遺言書情報証明書も受け取れます。誰かが閲覧すると、ほかの相続人にも通知が届きます。
捜索の前に作業する人へ伝えておくこと
探す物の優先順位
通帳、権利証、遺言書など、相続の手続きに要る物から順に書き出します見つかった物の受け渡し方
その場で手渡すか、写真で報告を受けてから保管するかを決めます報告を受ける人
相続人のうち誰に連絡するかを決め、作業する人に伝えます処分しない物の置き場所
残す物は一部屋にまとめ、作業する範囲から外します
国民生活センターは、残す物と処分する物の区別を先につけ、作業にはなるべく立ち会うよう助言しています。相続放棄を考えている場合は、捜索で見つけた物を売ったり捨てたりする前に、トップページの相続放棄を考えているときの注意を読んでください。
