福山市のゴミ屋敷の片付けで扱う部屋
ごみの中身と期限によって、片付けの順番と必要な作業が変わります。

生活ごみ・食品ごみがたまった部屋
弁当の容器やペットボトル、食べ残しの入った袋が重なっている部屋です。袋の中身を確かめながら、種類ごとに分け直して運び出します。
福山市では、生ごみは水を切って燃やせるごみに、ペットボトルはふたとラベルを外して軽くすすぎ、容器包装プラスチックごみに出します。汚れがどうしても落ちないボトルは、燃やせるごみです。
床が見えない汚部屋
衣類や雑誌、通販の箱などが積み重なり、床がほとんど見えない部屋です。生ごみが少なくても、物の量が多いため運び出しに時間がかかります。
積み上がった物の下から、残しておきたい物が出てくることもあります。上から順に袋へ詰める前に、残してほしい物の種類を作業する人に伝えておきましょう。見つかった物を入れる箱を一つ決めておくと、作業のあとで確かめやすくなります。
退去期限が迫る賃貸の部屋
賃貸アパートやマンションで、退去日や明け渡しの期日が決まっている部屋です。期日から逆算して、片付け、清掃、管理会社の立ち会いの日を決めます。
退去のときに、借主がどこまで元に戻すかは、賃貸借契約と国の原状回復のガイドラインに沿って決まります。詳しくは賃貸住宅の遺品整理をご覧ください。
虫・におい(害虫駆除と消臭)
食品ごみが長く置かれた部屋では、ゴキブリなどの虫やにおいが出ていることがあります。ごみを運び出したあとも、においが残る場合があります。
民間の比較サイトの特殊清掃の料金例では、害虫駆除や消臭剤の散布は、片付けとは別の項目として書かれています。害虫の駆除と消臭が見積もりの範囲に入っているかは、契約前に聞いておきましょう。亡くなった方が見つかった部屋の清掃は、特殊清掃のページで説明しています。
本人が片付けを嫌がる場合(セルフネグレクトと相談先)
自分の身の回りや住まいの手入れができない、またはしない状態を「セルフ・ネグレクト」と呼びます。研究者のグループは、いわゆるゴミ屋敷を、その深刻な形の一つと位置づけています。
環境省や厚生労働省などがまとめた取組事例集によると、ゴミ屋敷が解消しない理由の一つは、住んでいる本人の気持ちが変わるように働きかける難しさです。何度も注意されてきた経験から、人と関わること自体を嫌がる人もいるとされています。高齢のご家族のことなら、福山市の地域包括支援センターに相談できます。高齢者の総合相談窓口で、「近所の高齢者の様子が心配」という相談も受けています。
片付け後の清掃
ごみを運び出したあと、床や水回りの汚れを落として、暮らせる状態に戻す作業です。片付けと同じ日に行うか、日を改めるかは、汚れの程度で決まります。
国の取組事例集は、片付けたあとも見守りを続けることが、再びごみがたまるのを防ぐのに役立つとしています。ごみ出しそのものが難しい方には、下で説明する福山市の「ふれあい収集」が使える場合があります。

福山市で遺品整理をご検討の方へ
- フォームから、片付けの範囲や時期をそのまま相談できます
- 訪問見積もりで作業内容と税込の金額を確かめてから、依頼するかを決められます
- 提携事業者の一般廃棄物収集運搬業許可や古物商許可は、確認できた番号を本サイトに載せます
ゴミ屋敷の分別と福山市でのごみの出し方
福山市のごみ分別ガイドブックは、ごみを燃やせるごみ、容器包装プラスチックごみ、紙類、資源ごみ、不燃(破砕)ごみ、燃やせる粗大ごみなどに分けています。ゴミ屋敷の片付けでは、これらを分けながら袋に詰めていきます。
一度に出るごみは市の収集に出せない
福山市は、引越しや大掃除で一時に多く出るごみを「市で収集しないもの」としています。市の案内は、施設へ自分で持ち込むか、市の許可を持つ収集業者に任せるかのどちらかです。施設に持ち込む場合も、分別を済ませておく必要があります。
ふれあい収集は片付けの対象外
福山市の「ふれあい収集」は、自力でごみを出せない高齢者や障がいのある方の自宅を、市の職員が週1回訪ねてごみを集める制度です。単身で65歳以上・要介護1以上の方などが対象で、申請は本人の同意があれば代筆や代理でもできます。ただし市は、この制度が「ごみ屋敷」「空き家」の片付けを行うものではないと書いており、片付けで一時に多く出たごみや燃やせる粗大ごみも収集しません。
許可業者の確かめ方は業者を選ぶ前の確認ポイントで、軽トラックで巡回する無許可の回収業者への注意は不用品回収のページで説明しています。
ゴミ屋敷の片付けの費用が変わる条件
民間の比較サイトが公開しているゴミ屋敷の片付けの相場です。福山市や本サイトの料金ではなく、税込か税抜かも書かれていません。支払う額は、見積書の税込総額で確かめてください。
1R・1K
3万〜8万円(作業員1〜2名、1〜3時間)1DK
5万〜12万円1LDK
7万〜20万円2DK
9万〜25万円2LDK
12万〜30万円3DK
15万〜40万円3LDK
17万〜50万円4LDK以上
22万円〜(要見積もり)
同じサイトは、トラック1台分でいくらという決め方もあるとして、軽トラック1台3万〜4万円、2トントラック1台5万〜8万円という目安を載せています。ごみの量で考えると、縦・横・高さ各1mほど(1立方メートル)で1万円ほどが回収の相場だとしています。同じ間取りでも、ごみの高さ、生ごみの有無、駆除や消臭が要るかで金額は変わります。
近所に知られにくい片付けの段取り
近所に知られたくない場合は、見積もりの段階で次の点を相談しておきましょう。
作業の時間帯
何時に始めて、何時に終えるか車を停める場所
建物の前か、少し離れた駐車場か袋の置き場所
運び出すまで、共用の廊下や外に袋を並べないか作業の人数と日数
一日で終えるか、何日かに分けるか
人数を増やして一日で終えるか、少人数で日を分けるかで、費用も変わります。どの段取りを選んでも、作業の範囲と金額が書かれた見積書を受け取ってから頼んでください。
