福山市の神棚の処分で扱う品と返納先

宮形(神棚本体)
宮形は、お札を納めるために神社の建物をかたどった入れ物です。神社本庁の案内では、三社造りと一社造りの宮形のほか、今の住まいになじむモダン神棚や、卓上に置くお神札立てもあります。
宮形を神社に納められるかは、神社によります。福山八幡宮は、お札やお守りを受け付ける一方で、金属・プラスチック・ビニールの製品は取り扱わないとしています。福山市のごみ分別辞典には神棚の項目がないため、ごみとして出す場合は市に区分を確かめます。
お札(神宮大麻・氏神のお札)
神棚には、神宮のお札(神宮大麻)と、地域の氏神神社のお札をまつるのが、神社本庁の示すかたちです。三社造りでは、中央に神宮大麻、向かって右に氏神さま、左に崇敬する神社のお札を納めます。一社造りでは、神宮大麻を一番手前にして重ねます。
宮形の奥や横に、参拝のたびに受けたお札が何枚も重なっていることがあります。どの神社のお札かは、包み紙や札の表書きで確かめ、神社ごとに分けておくと返納がしやすくなります。
神具(榊立て・瓶子・水器・灯明)
神社本庁の小冊子「暮らしの中の神棚」には、神具の例として、お神酒を注ぐ一対の瓶子、水を供える水器、榊を挿す榊立て、神前を照らすかがり火(灯明台や灯籠型)、神鏡などが挙げられています。小冊子は、神具は一例で、できる範囲でそろえればよいとしています。
陶器の神具をごみとして出すなら、福山市の辞典では陶磁器類が「不燃(破砕)ごみ」です。神社に納める場合は、受け付ける素材を先に確かめます。
正月飾り・熊手・だるま
しめ飾りや門松などの正月飾り、商売繁盛の熊手、だるまです。神社本庁によると、多くの神社では大晦日から1月15日(小正月)までに左義長やどんど焼が行われ、正月飾りなどと一緒に古いお札やお守りがお焚き上げされます。福山市も、野外焼却禁止の例外として、とんど焼きを挙げています。
熊手やだるまを受け付けるかどうかは、社寺によって違います。受けた社寺がわかれば、まずそこに問い合わせます。
神社への返納とお焚き上げ
古いお札は、受けた神社の古神札納所などへ納めてお焚き上げしてもらう、というのが神社本庁の案内です。遠くの神社のお札で納めに行くのが難しいときは、近くの神社に引き受けてもらえるか問い合わせてから持ち込みます。
福山八幡宮は、1年お祀りしたお札やお守りを受け付け、お祓いのあと境内でお焚き上げするとしています。ただし、他の宗教の品や故人の遺物、人形・ぬいぐるみは取り扱いません。神棚と一緒に故人の持ち物を持ち込まないよう、品物を分けてから出かけましょう。持ち込む日時や方法は社寺ごとに違うため、受付は各社寺に確認してください。
取り外しと搬出
神棚は、壁の高い位置に取り付けた棚板の上にまつられていることがあります。先にお札と神具を下ろして白い布の上などに置き、空になった宮形を下ろしてから、棚板を外すかどうかを決めます。
東京都神社庁は、身内に不幸があったとき、喪中のあいだは神棚の前面を半紙などの白紙で覆うとし、親・子・配偶者の場合で最長五十日を喪明けの目安に挙げています。片付けの時期を決める参考にしてください。棚板を外すとねじの穴が残るため、借りている部屋なら、外す前に管理会社か大家さんの了解を取っておきます。

福山市で遺品整理をご検討の方へ
- フォームから、片付けの範囲や時期をそのまま相談できます
- 訪問見積もりで作業内容と税込の金額を確かめてから、依頼するかを決められます
- 提携事業者の一般廃棄物収集運搬業許可や古物商許可は、確認できた番号を本サイトに載せます
神棚とあわせて手放す品
仏間に仏壇があり、神棚と一緒に片付ける家もあります。仏壇の扱いは宗派や寺によって考え方が違うため、手放す前に菩提寺へ相談します。詳しくは仏壇の処分をご覧ください。
お札や正月飾りを、自宅の庭やドラム缶で燃やすことはできません。廃棄物処理法で禁じられた野外焼却にあたるためです。詳しくはお焚き上げ・遺品供養をご覧ください。
